「レモンと殺人鬼」という相反する?ネーミング
そしてジャケットの全面お顔!!
この本は
たまたま 楽天ブックスで良さそうな本を探していたら目につきまして
「くわがきあゆ」さんは初めての作家さんです。
ちょっとジャケットが気になる感じだったので
どんなものかと思い 軽い気持ちで購入したのですが・・・
これが おっもしろかった!
最近の本ってあまり状況を比喩的表現してくれるのが
少ない気がしていたんですよね 違うかなー
この作者さん、文頭から部屋の寒さを「真冬の独房」のようだと書いて
そのあと「背骨がツララになったような心地がする」って寒さを頭で体感
できる書き方してくれて
そういう表現 好きなんですよね
宮部みゆきさんやなんかを思い出しだしたりして
最初からニヤッとしてしまいました。
1番最初の文もインパクトあって
それがどこにつながるのかずっと気になりながら読み進めてました。
内容も
いい意味でミスリードされつつ
ぼくの想像結果とはかけ離れたとこに着地しまくりでした 笑
どんでん返し
というよりは くるんくるんまわって思わぬとこに落ち着く
みたいな感じ
展開のテンポ感といい、前後する時間軸に表現も
すべて心地よく読み進めさせていただきました!
うん、これは
ほんの暇つぶしにはならずにハマって読み切ってしまう本でした。
ぜひ読んで知ってほしいものです。
おもしろかったのでつい調子にのって
過去作も調べてみたら
2作品ほどありそうでしたよ。
電子で探したのですが、残念ながらkoboにもkindleにもみあたらず…
今からリアル本を減らそうと思っているので
断念しました
でないかなー 電子書籍。
ひらがなの作家さんが増えた気がするけど
僕的にはそんな作家さんが結構ハマって気がする
もしかしてそこを中心に探したら自分の当たりがあるのかも
これからどんどん ひらがな作者さんが流行ったりして 笑
ともあれ
「レモンと殺人鬼」(くわがきあゆ)あっという間に 読了です!