天才絵師　を描いた「絵金闇を塗る」（木下昌輝）を絶対読むべき！

高知で知る人ぞ知る　幕末の天才絵師　「絵金（弘瀬金蔵）」を描いたこの本

これホントに面白い

完全にジャケット買いだったので
絵金　って名も作者も知らずに購入しました（ホントすいません）

でも

でも　絵金っていう人物がアリアリと描かれていて
しかも高知の赤岡ではいまでも「絵金祭り」っていう祭りが行われています。

しかも年1回ほんの２時間ほど

この本を読み終わった後　まずは絵金の絵がどんなものか絶対見たくなります。

そして「絵金祭り」を知ってめっちゃ行きたくなります！
まちがいない！！

それくらいこの本は面白い

本自体は　それぞれの章で（５章ある）絵金に影響を受け何らかの変化を
受けた人物たちが描かれます。

市川團十郎、武市半平太、前村洞和などなど

結果的にはほとんどの人が絵の狂気にやられてます。　
絵金に「噛まれる」って表現してますがまさに噛まれまくり

史実なのかはさておき
絵金のいた時代、場所に起こった事柄　まったくの無関係ではなさそう！

それほどまでの絵って思うと
ホントにこの目でも見たくなります。

読んでいくと
このタイトル「闇を塗る」も納得

そして後にジョジョの作者 荒木飛呂彦さんと対談し、この本について
ジョジョともつながるトコがある　と言ってましたが

言われたら　わかります

なにげ　木下昌輝さんもファンらしいです　笑

ともあれ
この本、僕がもともと浮世絵がすき　ってのを差し引いても

めっちゃ面白いからぜひ読んで欲しい！！

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絵金ではないけどこれもおススメなんだな