同じ北海道出身の作家さんという事で手に取ったこの本
結構新しい感じのミステリーでしたね
いわゆるがっつりミステリー ではないのかな
設定としては若干の無理はあるように感じますが
それはそれ
物語なのでいいのかなと
全般的に若干ダークな雰囲気の本なので
それが苦手な方は苦手感を感じるかもしれません。
僕はそうでした 笑
とはいえ、ストーリーは面白いですよ
類まれな才能の弟と一結果的にそれに踊らされる兄の
不思議な兄弟関係
最後にあかされる本当のミステリ
結構驚愕でしたね
結局 そっちなんかい!! 的な
いい読み物でした。
文身ってタイトルもすごい
本の内容は実際「文身」なんですが
(わけわからんですよね そういう話なんです)
「文身」ってイレズミとも読むんですって
文 という言葉自体がそういう意味合いを含んでいるらしい
消えない文様 が この小説の主人公には
描かれて、それが文字であって 人生になっている
そんな 新しい感覚を得られるミステリです 笑
わかりにくいですよね
ようするに 読んでみてください という事なのです。
読むと この本の魅力が良くわかります!!