「ホテルローヤル」（桜木紫乃）

「ホテルローヤル」いまさらながら読ませていただきました。
北海道の方なのに今までなんとなく避けてました。

なぜだろう
なんとなく　話が僕の欲しいものと違うような気がしていたからか
直木賞ってところがひっかかってたのか（直木賞のものってあまり好きではなくて…）

ですが今回は手に取って読んでみよう　そうピーンときたので
買ってみました。

結果的には

僕のいつも読んでいる　ミステリでも不思議系でもないのに
面白かったですね

僕の印象ですが
書き方が綺麗だなって　伝わるかなぁ　

なんというか書きまわしや表現が
上手なんだと思います。

全体的に文章がきれい　って言葉が一番しっくりくる

読む前はラブホテルを舞台にした話だと　ちょっと下世話な話？
と思っていたのですが

どっこい　かなり深い人間の事でした。
と言っても

全然重く感じさせない。
話題的には重いものもあるのに　そのあたりは書き方なのかなと

誰もが？　心に秘めてそうな想いや感情ってとこが
結構な感じで浮きぼられます。

僕的には「おぉー」ってな感じで
ドキッとくるとこもありました。

いろんな見方があるとは思います。
が　僕は好きでしたね。

まったくのジャンル違いでしたが　楽しめました！

1話目の男に対する呼び名の使い分けが
じつは明確にわかっていなくて　笑

わかる方いたら教えてほしい

そんな「ホテルローヤル」
おすすめの逸品です♪

玉兎のおススメ　他にもあるよ